鉄道模型 自分の力で何とかしたいHOj 実現可能な動力車への挑戦 その2 車体工作
足回りが完成したので、今度は車体を用意します。
もちろん最初からトミーテックのナローゲージ80を使おうと考えていました。
しかし、ナローゲージ80は1/80です。
何だ、「いつも言っていることと違うじゃないか」とお叱りを受けそうですが、トミーテックのデキ1は自由形であり、なんとか使えそうな気がしたのです。
そこで、論より証拠、並べてみました。
左は9mm仕様です。比較対象はIMONのワム80000です。
今まで散々述べてきた8.8%の差異は、感じられませんね。
気になる断面も、HOjとしては、むしろ小さすぎるくらいです。
パンタグラフの比較。
左がナローゲージ80のデキ1に付属しているもので、右が古いカツミ?のJのパンタです。
両者を比較すると大きさの差異は、8.8%以上あることが明確であり、この点からもHOに使って違和感が少ないと考えました。
確かに側面のドアが大きいように感じますが、サイズ的には違和感が少ないことから、予定通り、ナローゲージ80のデキ1を使うことにしました。
以上のように、ワム80000と比較しても相当小さいので、想定として、元762mm軌間を1067mmに改軌した電気機関車としました。
実際、三重交通や栗原電鉄には、このような電気機関車が複数存在しておりましたので。
実はね、本当のことを申しますと、トミーテックのデキ1は1/80なので、私はもっとサイズが大きいと思っていました。
ですので、一番最初には、偶然入手したTTの蒸気機関車の足回りを使って12mmにしようと思っていたのです。
偶然入手したRokalのTTスケール1/120 BR 89.0です。
足回りです。
IMONのレールで走れるようにフランジを削りました。
しかし、モーター部分が干渉してしまい、デキ1には全く入りませんでした。
これはこれでボディを自作するなり考えたいと思っています。
試しに碓氷峠の10000形(後のEC40)のボディを、少しアレンジしてプリントしてみました。
なんとなく行けそうな気がしませんか?
話を戻しまして、デキ1を分解しました。
簡単に分解できました。
ただし、屋根を外さないとボディが左右に分解できないというのは、他では見たことがない構造ですね。
下から見た図です。
この黒いブロックと今回作成した足周りを交換すれば良いことになります。
オリジナルの動力パーツです。
今回改造した動力です。
見ての通り、改軌に伴い、元々の台車レリーフは使えなくなってしまうので、少し幅を広げました。
なお、前回記事通り、今回の改造においては改軌と共に車輪径を上げてあります。
ナローゲージ80の欠点の一つがNの車輪を転用しているため、どうしても車輪径が小さくなってしまうことですが、今回偶然にも車輪径を大きくせざるを得なかったので、結果としては良くなりました。
反面、小径車輪に適応するために作られている台車レリーフとは微妙に合わなくなってしまいます。
ですが、自作するのも大変なので、転用することにしました。
この写真のように、レリーフにスペーサーを入れて間隔を広くします。
また中央のプラ板は車体の上部との取り付け用ですが、後で調整が必要でした。
写真を撮り忘れているので、この状態で隙間を埋めるプラ棒が取り付いています。
ここまでできたので、車高の調整をしました。
デキ1は動力も非動力も上写真のパーツで、ボディの上下を固定しています。
つまり、この黒いパーツ(以下、固定部品)を原点として、高さを調整する必要があります。
穴あけ加工は後のものです。
この部品は重要で側面4箇所の爪、及び前後2箇所の爪で車体と固定しています。
オリジナルの場合、台車レリーフの3箇所の爪を固定部品に嵌合することにより固定します。
しかし、今回のケースでは台車レリーフの幅が広くなってしまったので、この方法は使えません。
そこで、固定部品に動力装置を取り付ける方法を考える必要があります。
最初、黄色の部分にプラバンを貼って、固定部品に取り付けました。すると、
ちょっと高くなりすぎました。
そこで、プラ板を取ってしまい、
赤丸の部分に両面テープを張って取り付けました。
すると今度は、写真のように車体が低くなってしまい、ホームで乗務員ドアが開けられなくなってしまいました。そこで、赤丸の部分にプラ板を貼って高さを調整しましたがうまくいかず、最終的にはこんな治具を作り固定しました。
最初、モーターカバー上面に接着しましたが、のちのちのことを考え、1.4mmネジでの固定にしました。
1.4mmビスはIMON製です。長さや頭の形にたくさん種類があり、重宝しています。
私はプラモデラーでしたので、プラ板を使いましたが、真鍮工作の得意な方は、その方がオモリの代わりになって良いと思います。
なんのことはありません。
一番最初に戻っただけなのですが、このあたりよく覚えていません。
使ったプラ板の厚さが厚かったのかも?
動力を組み上げた状態です。
今度はいい感じです。
何れにしても、この状態で台車レリーフを取り付けると、車体との間に隙間を生じてしまいます。
そこで、2mmプラ角棒で台枠を作りました。
これが上の方の写真です。
次に連結器ですが、上写真のようにオリジナルの動力装置のは使えません。
そこでボディに取り付けることにしました。
カプラーは動作とスケールに定評のある、IMONカプラー105を使いました。
ただし、そのままの取り付けでは高さが合いませんので、車体側を調整しました。
うまい具合に固定部品の受け側がありましたので、ここにプラ板を接着してカプラーの座とし、高さを調整することにしました。 こんな感じです。今回は端梁の開口部を削る必要がありました。
ようやく完成しました!!
当初目論んだようなポン付けとは行きませんでしたが、なかなかいい感じに仕上がったと思いませんか?
おわかりと思いますが、本稿を再構成するにあたり、写真を一部撮り直しています。
整備可能なように現在でも、このように分解できます。
以下続きます。
2024/12/9 記
2026/9/15 全面的に書き換え
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