再掲 鉄道模型 HOとJの比較!! 1/87 キハ58 407 急行「能登路」 デアゴスティーニ・鉄道車両 金属モデルコレクション
引き続き、HOとJの比較記事です。
2023年に上げた記事ですが、再アップします。
今回は、皆様お待ちかね、HO(1/87)とJ(1/80)との比較を行います。
デアゴを買ったのは、これがやりたかったからです。
だけじゃないですが。
この状態で見たときには、デアゴは、Jと比べて「やや小さいんじゃないか」程度の認識であり、正直、あまり差異を感じませんでした。
特に以前紹介したEF66など、HOになってないんじゃないかって、一瞬思ったくらいです。
しかし何よりも、「論より証拠」です。
KATOのJとの比較を行いましょう。
まず側面の比較。
カメラは魚眼効果があるので、この写真では思いの外、差異はありませんが……、
前面を合わせて、撮影したのですが……、
後端部でこれだけの差異が!!
これもレンズ効果はありますけどね。
真上から。
ちょっと前端がずれたというか、スタジオないので。
ともかくこういう撮影が苦手なんです。
普段は傷防止でやらないんですが。
後端を合わせて。
何とこんなにも差異があります。
斜め上から。
前回も使った前面から。
もはや大人と子供です。
前面真横から。
いやはやこんなにも違うのかと思いました。
ちなみに、左の線路はメルクリンのC-Gleis、右はIMONのレールです。
レール上端には思いの外、差異はないように見えますね。
また連結器高さも。
しかし、車体の大きさはこんなにも違います。
なお、昨日の記事の明り取りのドア窓ですが、こんな形状です。
後端部はこんな感じ。
レールを省略したら、いよいよ親子ほどの差異になりました。
こうして見るとシャープなKATOのJには負けてますが、デアゴもなかなかいい線いってますよね!!
上からの図。
またまた苦手なアングルなので、ズレはお許し下さい。
いずれにしても、上の写真三枚を見れば、HOとJを連結して遊べないのことは、よくわかりますよね。
比較表です。
| ブランド(規格) | ボディ長 | (スケール寸法) | 長さ誤差 | ボディ幅 | (スケール寸法) | 幅誤差 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| デアゴ (HOj: 1/87) | 244 mm | 245 mm | 0.4% | 33.2 mm | 33.4 mm | 0.6% |
| KATO (J: 1/80) | 268 mm | 266.2 mm | -0.7% | 36.3 mm | 36.3 mm | 0.0% |
素人採寸ではありますが、両方とも完全な誤差範囲にある優れた車体縮尺モデルであることがわかります。
ということで、デアゴのHOjとKATOのJの比較でした。
繰り返しますが、上記の結果から明らかなように、HOjとJは全くの規格であり、一緒には扱えないと思います。
極めて個人的な見解ですが、今でもJをHOと思っている方って、結構多いと思うんですよね。
でも、考えてみれば無理もない話です。
なぜならば1/80と1/87の差異と言っても、なかなかピンと来ませんもの。
個人差は極めて大きいながら、人間の認知機能はそこまで定量性を持って作られておりません。
だから私がよく使う8.8%の差と言っても、なんとなくですが、誤差範囲に思えてしまいます。
そもそもフランジや連結器、レールや車輪の幅、そもそもカーブ半径やレールコードなど、単なる数値だけを見れば、もっと大きい差異がたくさんありますので。
何よりも日本ではHOjは圧倒的少数であり、実物を見る機会など、全くなかったと言っても過言ではないでしょう。
しかしデアゴの鉄道車両金属モデルコレクションの登場で、この認識は完全に変わりました。
私のようなものでも入手できるHOの模型の登場は、必然的にJスケールとの実際の比較を容易に成し遂げることを可能としたのです。
そしてその結果は、当方の拙い記事の通り。
精密化が進んだ今日の日本の模型鉄道界において、HOとJは共存できる誤差ではないことは、ご理解いただけたと思います。
率直なところ、今まで、HOjやJMを否定する意見って、結局のところ、定量的比較を避け、観念論や思い込みだけで論じている例が多かったように思います。
ですが、他の例同様、「百聞は一見にしかず」です。
「百の論議よりも一の事実」です。
そういう意味で、模型としての完成度は低く、かつ価格も高いですが、このシリーズには大きな存在意義があると私は思います。
これも繰り返しになりますが、今までに無かったデアゴの新しい取り組みに対し、賛同してくださる方、また支援してくださるメーカーの登場を私ことDB103は、心から切望します。
〇NEM 010において、実物軌間 850~1250mmは「12mm」で作るように決まっています。
詳細はMOROP公式サイトの規格書 NEM 010 PDF(英語) をご参照ください。
2023/2/17 記
2026/9/12 ごく一部のみ修正の上、再掲
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