鉄道模型 ドイツ国鉄 DRG 汎用テンダー式蒸気機関車 BR 34.74 7462号機(Märklin 34972)
今回はドイツ国鉄 DRG の旅客用テンダ式蒸気機関車 BR 34.74について紹介します。
DRG BR 34.74 は元バイエルン王国邦有鉄道 Königliche Bayerische Staats-Eisenbahnen = K.Bay.Sts.B. の B VI形です。
<K. Bay. Sts. B. B VI 主要諸元>
型式:1B n2、バッファ間距離:13.365m、運転重量:30-33.5t、軸配置:1B、軸重:10.7-12.1t、飽和式二気筒、出力:?kW、ボイラー圧力:10bar、最高速度:75km/h、動輪径:1,616mm
K. Bay. Sts. B. B VI 形の詳細については、情報が少なく、本項にて追記する内容がありませんでした。
当方の過去記事を参照お願いします。
なお、情報出典は、Wikipedia 独語版 Bayerische B VI 、及び Heinz Schnabel著 「Eisenbahn-Fahrzeug-Archiv Lokomotiven Bayerischer Eisenbahnen」 alba社となります。
いずれにしてもB VI 形は、K. Bay. Sts. B. 最初の量産型機関車である B V 形の小改良型であり、1863年から1871年までの8年間で107両が、J. A. Maffei社で作られました。
残念ながら B VI 形の評価は見つかりませんでしたが、製造初年から32年経過した1895年より廃車が始まりました。
この時代、蒸気機関車は飽和式→過熱式など、要素技術が飛躍的に発展しましたが、その中においてB VI 形は、1904年時点で97両も使われておりました。
そういう意味では、低性能ながら使いやすい機関車ではなかったかと推察されます
そして、前原稿通り、1920年に至っても13両が運行されていました。
1923年時点においても、No. 422 WREDE及びNo. 432 MARKTLは、二次的な用途(バラスト列車等)でまだ使用されており、DRGの暫定的な付番計画ではクラスP 23.12として、車番 BR 34 7461及び、34 7462が計画されておりました。
しかし、1925年に最終的な付番計画が実施される前に二両とも廃車されています。
と言うことで、こちらのMärklin は実際には実現しなかったことになります。
いわゆるファンタジーモデルに類別されることになりますね。
上記情報からは、こちらの7462号機は、No. 432 MARKTLが改番される予定だったのですね。
B VI は主に緑の塗装が施されたと思うのですが、DRG の黒/赤塗装も似合っていますね。
ファンタジーと言いながら、なかなかいい感じです。
ただ動輪脇の赤は類似機であったのでしょうか?
以前紹介したB VI 349号機 Steinachと比べると、増炭覆いのついたテンダーや、キャブ側面窓が異なります。
ピート(泥炭)テンダーではないようです。
架空とは言え、レタリングやメーカーズプレートは美しいですね!
赤い動輪も似合っています
ミュンヘン中央駅の所属?
メルクリンのB VI は、宮廷列車用の特別製品なだけに力が入っていますね。
このDRG 仕様は、B VI形のバージョン違いですが、発売は2000年と古い方に属します。
手すりの形状が作り分けられていますね。
運転室側前面。
こちら側のみ窓下に成型がありますね。
プラ製品ですが、精度高いですね。
手すり類が金属なのがとても良いです。
逆転機のハンドルは別パーツで実感があります。
<計測結果>
MärklinのBR 34.74のバッファ間距離は、約163mmであり、縮尺は1/82でした。
小型の古典機ゆえ、フルスケールは難しいのでしょうね。
増炭覆いのついたテンダー。
DCMモーターのデルタ機では、あまりスムーズでなかったり、速度が出なかったりということがありますが、前回記事通り、この模型はデルタにしては、大変スムーズにかつ静かに良く走ります。
モーターは一般のDCモーターだと思います。
B VI形は欲しくて探しておりました。
こちらもだいぶん前にEGSにて入手しましたが、DRG(ファンタジー)仕様は、この一度しか作られていないようですので、とてもラッキーでしたね。
2025/8/9 記
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