HOj(1/87 G=12mm)名鉄 モ512 (乗工社) 入線!! J (1/80 G=16.5mm)との比較あり
先日、偶然入手しました。
乗工社のHOj 名鉄 モ512です。某所にて入手しました。
キット組ですね。
程度ですが……、組みは悪くないんですが、塗装がね。
まあ、TOMIXのJよりも安かったので、文句を言える筋合いではないと思いますけど。
それよりも問題だったのが、不動だったこと。
これには参りました。
確認しますと、モーターが一瞬回って止まります。
ということで、早速分解してみました。
モーターを手で回すと、回転が渋いです。
でも回らないことはありません。
そこで状況を確認すべく、台車下部のギアカバーを外してみました。
すると、カバーを外す際に、プラ板?のスペーサーが外れたました。
ギアカバーを外してみますと、幸いなことにギアには特に問題はなさそうです。
そこで、ギア付き車輪を外しますと、モーターは快調に回りました。
次にギア付車輪を取り付け、カバー無しで回すと、やや渋いながら回りました。
それでわかりました。
どうもギアカバーが、ギアと当たっているようなのです。
実際、ギアカバーのネジを緩めて走らせますと、走りました!
やはり想像通りでした。
道理でスペーサーが入っていたわけですね。
このスペーサーは貧弱に見えたので、0.3mmのプラ板で作り直しました。
これで組み上げますと、今度はスムーズに走りました。
この際、全く給油、給脂がされておりませんでしたので、非動力台車軸も含め、実施しておきました。
これでさらにスムーズになりました。
ギアカバー干渉の原因ですが、台車ボルスターと台車枠の取り付け位置がずれているのかもしれませんが、ずれているようには見えないので、カバー自体に余裕がなさすぎると思います。
ようやく走るようになりましたので、お待ちかね? Jとの比較を行うことにしました。
大変残念なことに、2026年に至っても、日本の趣味界では1/80と1/87の定量的差異は認知されて居ないように感じます。
現に未だに気にならないとおっしゃっている方が居ます。
もちろんどう思うのも個人の自由なのですが、実際に定量的に比較していないのに、感覚だけでそう判断していらっしゃる方が、多いと感じますね。
あくまで個人的感想ですが。
実際、最近参加したNゲージャーの運転会でこの話をしたところ、1/87と1/80の差異を把握されている方はいらっしゃいませんでした。
付言しますと、参加されている方は初心者ではありません。
皆さん私より歳下ですが、私など全く足下にも及ばない長い趣味歴と高い工作技術、そして豊富な知識、そして数千両の所有車両を誇る、凄い方ばかりです。
やはりこのような取り組みが大いに不足していると痛感しました。
ということで比較を行います。
本来であれば、TOMIXあたりと比較したいところですが、あいにく持ち合わせておりません。
そこで、TOMIXから発売される前に書店で流通した「街の風物詩」の「HOゲージ」モデルと比較してみます。
こうしてみるとわかりますが、既に大きさの差がとんでもないことがわかります。
なお、街の風物詩は動力化しておりますので、オリジナルよりはやや背が高くなっていることを追記します。
出来云々は別としても、大きさが全く違うのはわかると思います。
とは言ってもレンズ経由なので、存外差異が伝わりにくいかも。
上からの図。
これが決定的です。
1/80と1/87はこれほどまでに大きさが異なります。
今まで何度も申し上げてきた通り、8.8%の差異と言うと、なんとなく「僅か1割以下じゃないか」と思ってしまいますが、実際は1割未満の差異というのは、かくも大きなものなのです。
これも決定的です。
いくらなんでもこれは連結できませんよね?
1/80と1/87を混用するのは、2026年基準では無理なことが明白と思います。
なお、道床が高いので、レール天面の高さは1/87の方が高いにも関わらずです。
この写真では案外差はないように見えますね。
特に上からの写真と比べると、差異が小さく見えます。
これはレンズ効果と思いますので、単体で比較してみます。やはり相当違いますね。
他方、街の風物詩は、この角度から見ると軌間の違和感は少ないかな?
この角度では、軌間の違いがよくわかります。
これはファインの勝ちですね。
一緒に撮っても、差異はわかりますね。
なお、街の風物詩のスケール確認は行っておりません。
2026/1/26 記
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