コレクションを整理するために、某オク出品を続けてますが……、相変わらず、厳しい状況が続いています。
出品数が多いのはミニカーですが、HOが主体のためか、全く売れません。
ミニカー200台出しても0という週が結構あります。
日本での販売価格よりは相当安くしていますが、全くだめですね。
愛好者が極めて限られる分野ですから、仕方ないんでしょう。
けど、去年まではそれなりに売れてましたので、何とも残念です。
一方、鉄道模型はデジタルを中心に出してます。
こちらも日本での売価の約半分ですが、ミニカー同様、とても厳しいです。
あくまで個人の感想ですが、三線デジタルは10年前に比べると、需要が低下しているように感じますね。
デジタルですが、私自身、二線も含め、10年前にはもっと普及するものと思っていました。
しかし決してそうはなっていないです。
KATOも正式にはやめてしまいましたし。
デジタルは当方の以前の記事通り、大変高額な割に安定性や耐久性が低いです。
電子部品の世界は、量産効果による価格低下が当たり前ですが、模型鉄道のデジタルに関しては、全く逆であり、そういう世の中の常識は全く通用しません。
需要が限られるためか、むしろ価格は上昇しています。
肝心な機能の面でも、これまたデジタルの世界の常識とは異なり、進歩がほとんど見られないように感じます。
実際、蒸気機関車の絶気音が未だにないのに対し、個人的には趣味が悪いとしか言えないような音だったりで、少なくとも私は興味が完全に失せました。
こんな状態の上、特許でがんじがらめなので、国産が殆ど無いのもネガティブです。
欧州型の模型は、インフレに加え、歴史的円安もあり、日本での新品価格も大変上昇しています。
そういう意味では、元値が高いデジタルの中古にはメリットがあると思いますが、私が見る限り、日本では普及の兆しがまったくなく、新たに始めようと思う方もほとんど居ないように感じます。
反面、熱心なファンの方は、概して豊かな方が多いので、最新製品をどんどん購入しており、古い中古には需要がないのでしょう。
とは言うことでデジタル中古模型は確かに厳しいものの、ミニカーに比べれば、まだ幾分ましですし、何より1台売れると大きいです。
これから先、二線も含め、デジタルは手持ちの殆どを放出する予定ですが、正直、期待できないですね。
反面、当方が欲しい側のBemoのHOmは、デジタルやHOミニカーとは真逆でとても強いです。
そもそも出品が極端に少ない上に、ほぼ全てのアイテムが入札競合します。
先日出たベルニナ線のパノラマ客車など、人気アイテムということもありますが、終了日にどんどん価格がうなぎのぼり。
終わってみたら、相当な金額になってしまいました。
他の出品も、アイテム的にそこまで人気が出るとは思えなかったんですが、結果として全て競合して価格が上がってしまいました。
私も入札したかったですが、入れようとした時間帯には既に予定価格を大幅に上回っており、あきらめるしかありませんでした。
当方のデジタルではこのようなことは一度たりとてありませんでした。
やはりものの価値とは、原価ではなく、需要で決まるんですね。
とは言うことで、バブル過熱気味のBemoなんですが、中にはあまり売れない出品もあります。
しかし珍しいアイテムで、かつ人気のあるものが多い。
価格も安いとは言えないものの、まあ妥当な線です。
他が過熱しているだけに不思議な話ですが、理由は簡単明瞭でした。
そう、出品者の評価が異常に低いんです。
某オクでは評価が双方向であり、報復されますので、個人的にはよほどのことがない限り、一般的に「非常に悪い」をつけることは少ないように思います。
しかし、以前の記事の通り、どういうわけかわかりませんが、Bemoを出している方には評価が低い方、それも評価欄に相当なネガティブが書かれている例が多いように感じます。
そうでなくても、危険がいっぱいの某オクです。
相手が見えない以上、事故防止のために必ず相手の評価の確認は必須ですよね。
ましてや高額な鉄道模型ですから。
誰だって、トラブルには巻き込まれたくはないですし。
少なくとも私は、アナログをデジタルの箱に入れて売って、相手からクレームを入れられても無視するような人とは取引しないです。←私じゃないですからね。
これは立派な詐欺行為ですよ。
当方は質問しすぎてBLによく入れられますが、それくらい慎重でも良いのかなと思ってみたりします。
しかしこんなに人気なら、BemoのHOmの新品を入れてくれれば……とはならないですね。
と言うのも、日本でBemoを扱っているお店は、ごく僅かしかありません。
その上、現地でも相当高い上、上記の通り、歴史的円安で国内での新品価格はすごく高く、簡単に手を出せるようなものではないからです。
となるとリスク承知の上で中古を選ぶしかないかないのも、紛れもない事実ですね。
あと元々の生産量が少ないため、新品は出たときでないと買えないというのもあります。
欧州型HOの標準軌は、客車が基本、26.4mですので、いくら急カーブを曲がるように設計されているとは言え、実感に欠けてしまうのは、明白な事実です。
その点、コンパクトにまとまるBemoのHOmは、日本との親和性が高いのでしょう。
時々HPやブログも見かけますよね。
2024/11/23 一部修正
↓当方HPです。こちらもどうかよろしくお願いします。
↓当方も参加しております。実物、模型などいろいろな鉄道ブログがあります。
是非ご覧になってください。