久々ハズレを引いた SBB Ae 4/6 10812 (ROCO 63530)
先月末、某オクで久しぶりに落札したのですが……、
ROCOのSBB Ae 4/6です。
スイス国鉄の巨人機 Ae 8/14を半分にして、半流線型ボディを乗せたようなスタイルの本機ですが、結構好きな機種だったこともあり、かつて複数所持していました。
ところが10年前にデジタルへ傾倒した際、アナログ機を大量に手放す必要があり、2両とも譲渡してしまいました。
しかし、私にとってデジタルは相性が悪く、トラブルが続いたことや、信頼性にかけることから、現在、アナログに回帰しています。
先日、本機種が某オクに出ておりましたので、落札してしまいました。
いつもながら負け続けですので、久しぶりのことでした。
数日後、商品が届いたのですが……、
見ての通り、車体側面の塗装がひどくやられていました。
普通にはそれほど目立たないのかもしれませんが、上写真のように反射させると、側面全面に光沢シミがついてしまっているのがわかります。
これは2000年代のROCO製品に顕著なトラブルであり、恐らく、発泡スチロールの可塑剤か、発泡溶剤が塗料を侵してしまうものと思われます。
なお、このトラブルはROCOが有名ですが、他社でも多数の例があります。
対策としては、何で包んでもほぼ効果はなく、箱を入れ替える以外に根本的な対策はありません。
なお、以前持っていた2両は、ごく僅かに光沢が出ていましたが、こんなひどい状態ではありませんでした。
こうなってしまうとなかなか回復は難しく、クリア吹きなどが考えられますが、以前水性クリアで大失敗しているので、気が進みません。
こちらの出品者はこの世界では有名なお店で、またこちらはジャンク扱いではなく、保証対象でしたので、ダメ元で問い合わせました。
その結果、確認及び説明の不備を詫びていただくばかりか、送料込み全額返金になりました。
当方も出品者ですが、中古は現品限りですし、全面の写真を掲載しているのでノークレームとしています。
そういう意味で親身な対応していただくことが出来、本当に助かりました。
と同時に、やはり入札前に状態を確認すべきだったと反省も致しました。
2024/9/20 記
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