CB&Q EMD E5A & Silver Streak Zephyr 6 Unit Set 入線！(KATO 106-090）
先日再版された CB&Q EMD E5A & Silver Streak Zephyr 6 Unit Setが入線しました。
Silver Streak Zephyr はCB&Q（チェサピーク、バーリントン、クインシー）鉄道の急行列車で、1940年から1959年にかけて、ネブラスカ州リンカーンとミズーリ州カンザスシティの間402kmを結んだ、アメリカ旅客鉄道黄金時代を代表する列車です。
機関車はEMDの旅客機E5、客車は当時の最先端のBUDDカー（コルゲート客車）で編成されておりました。
アメリカ型にしては短い6両編成ですが、実車は機関車が追加されることもあったようですね。
Ep.3のアメリカ型のセットとしては珍しい、機関車を含んだ6両セットになっております。
さて率直な話、私はこの列車について、KATOの再販告知まで全く知りませんでしたが、コンパクトにまとまりそうで、かつ、E5Aがかっこよく、欲しくなりました。
しかしRoundhouseものは予約期間が非常に短く、すぐに打ち切りとなってしまいました。
その後、6月初旬に発売されたと聞きましたが、またしてもどこでも見ることが出来ませんでした。
それが、つい先日、某店に並んだと聞き、とある通販店で買いました。
久しぶりの新品となりますが、昨日届きました。
アメリカ型にしては珍しく、ブックケースに入っています。
紙スリーブにE5Aの絵が描いてあるのがかっこいいです。
こんな感じで6両入っています。
下の2両は増結機関車用だそうですが、今回、単品発売がありませんでしたし、僅か5両の客車に複数の機関車は多すぎますので、多分このままでしょう。
あと、いつも思うのですが、何で一番重い機関車が一番上なんでしょう。
ケースから取り出しにくいので一番下にして欲しいです。
機関車のE5A #9909 “Silver Bullet”です。黎明期のディーゼル電気式で、2,000HP、A1A-A1Aの4動軸機です。
CB&Qの特注品で1940-41年にAが11両、Bが5輌作られただけの希少機種です。
現在でも1両が動態保存されているようです。
F7、E8/9まで続く、キャブユニットですが、さすがに古いだけあってごついと言いますか、古めかしいスタイルです。
ある方のHPによりますと、E6にそっくりなのだとか。
実車はステンレス車体ですが、模型は銀塗装で、部分で艶を変えてあり、なかなか実感的ですし、レタリングはすごくきれいです。
最初に撮影した時、妙に前台車の後方に隙間があるように思いましたが……。
調べたところ、台車枠が緩んでいました。
きちんとはめなおせばこの通りです。
またトラブルかと思い、一瞬ヒヤッとしましたよ。
そうそう、この台車はスカート付を再現しております。
ご多分に漏れず、検車時の不都合で、後に取り外されたそうです。
Budd Baggage "Silver Light"
Budd Baggage/RPO "Silver Sheen"
Budd Coach "Silver Gleam"
Budd Observation "Silver Spirit"
愛称板とテールライトは点灯します。
何か自動車か飛行機のようですね。
走らせてみると、6両はコンパクトですし、機関車がいつも通り快調なので、いい感じです。
2017年6月20日入線
↓当方HPです。こちらもどうかよろしくお願いします。
↓当方も参加しております。実物、模型などいろいろな鉄道ブログがあります。
是非ご覧になってください。
