ついに入線! HOj 上信電鉄 デキ1 (ワールド工芸)

 念願のHOjの機関車が、ついに入線しました!!

 とても欲しかったHOjの機関車です。

 上信電鉄のデキ1形ですね。

 なかなかいい感じです。 

 このくらいの長さの列車が似合いますね。 

 暗い場所なので、スローフラッシュで撮ってみました。 

 これがやりたかったんですよ。

 貨車は全てプラ製品です。 

 恐らくワールドの初代製品です。

 動力は各台車に1個ずつ両軸モーターが装備され、ウォームで車軸ギアを直接駆動します。

 モーターが高回転型で、おまけにギア比が低いので相当高速ですが、幸いなことに走行はスムーズでした。

 トルクの出ない構造ですが、平坦線で、かつIMONのシステムトラックの半径が大きく、レール自体の構造が優れるため、貨車を牽かせてもそれほど速度変化はありませんでした。

 速度変化は興ざめなので、これは本当に良かったです。 

  ライトは点灯しません。

 テールレンズが入っているのがいいですね。

 大昔、本製品を購入した先輩から聞いたのですが、インレタを貼ろうとして、ボディが歪んでしまったのだとか。

 真鍮板が薄いんでしょうね。

 故にとても軽い機関車です。

 これなんですよ。

 車体に対するレールの幅。

 やっぱりスケールモデルは違います。

 1067mmは1435mmとこんなにも違うんですね。 

 さて、お約束のスケール比較です。

 デキ1は地元機ですので、私にとって珍しく、他も持っていました。 

 ・HOj 1/87 G=12mm ワールド 

 ・J 1/80 G=16.5mm カツミ

 ・N 1/150 G=9mm ワールド

 早速、比較してみます。

 側面からの写真。

 JとHOJはレンズの魚眼効果で思いの外、差異が出ません。 

 カツミは原型機なのでパンタが大型です。

 HOjとJの比較。

 運転室の大きさの差くらいしか、わかりませんね。 

 前から。

 1/87と1/80では、こんなにも違うんです。

 この両者は全く別の規格であることが、よく分かると思います。

 車幅もそうですが、写真では高さ方向の差異が顕著ですね

 いずれにしても、これを見てもわかりますように、1/80はHOではないことは明らかですね。

 なおカツミのJですが、古い製品ですが、簡易な構造ながら室内も作られていますし、なかなか繊細な出来と思います。

 ただし走りの方はパワトラ1台なので、いまいちです。

 特に集電が良くありません。

 ライトが点灯しても、走らないことがよくあります。

 原因として、パワトラの集電がパワトラの車輪だけになっており、非動力台車の車輪はライトの集電にしか使われておりません。

 車重も軽いですし、これでは確実な集電ができるはずもありませんので、非動力台車からパワトラの集電も行うように改造したところ、走行性能が格段に向上しました。

 今回は非動力台車の集電側のみ集電しましたが、絶縁側車輪からも集電できれば、さらに良くなると思います。

 上からの図。

 やはりこれほどまでサイズが異なります。

 軌間もここまで違うんです。

 上が13mmだったら、まだ良かったんでしょうけど。


 という事で、ついに念願が叶いました。

 恐らくこの機関車が、私にとって、HOjの唯一の動力車になると思われます。

 貨車もプラ以外には手は出せないですし。

 今回、ラッキーにも入手できたので、大切にしたいと思います。


2024/3/3 記



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