とりあえず復旧しました! メルクリン MS2トラブル
MS2 機関車DATAベース、とりあえず復旧しました!!
<重要・お断り>
今回の対応はメルクリンデジタルについて全くと言っていいほど知らない無知な素人が、行った無謀な操作です。
たまたまうまく行きましたが、上記のように、技術的な裏付けが全くありません。
率直な話、MS2が再起不能になる可能性だって、否定できません。
もしこの記事を読んでやってみようという方がいらっしゃいましたら、必ず自己責任でお願いします。
申し訳ありませんが、本件について当方は保証もできませんし、ましてや技術的フォローなどできるわけもありません。
以上を踏まえた上、上記を了解していただける方のみ、この先へお進みください。
何卒よろしくお願いします。
以前の記事で、機関車DATAベースが消えてしまったことを書きました。
その際のWeb検索でこの記事を見つけました。
記載内容が、当方の身に起きたことと非常によく似ておりました。
ただ、こちらの記事ではAnschlussbox 60113へ2台 MS2を接続したところ、おかしくなったMS2が正常な方からDATAをロードして、復旧したとありました。
しかし、前記事の通り、当方のはMS2と接続しても、CS2と接続してもDATAはロードされませんでした。
そしてこの記事を読み進めていくと、
>MS2 の起動が非常に遅い場合、ファイル システムが破損しているか、破損している可能性があります。別の MS2 がある場合は、ファイル システムからすべてのファイルを削除しても安全です。ファイルは他の MS2 から同期されるからです。
正しく私のはそのような状況にあると思われました。
幸いなことにMS2はもう1台持っております。
しかし、どこをどう探してもファイルシステムの削除方法がわかりませんでした。
それで一昨日の夜、思い立ってMS2をいじっていたのですが、"MS2 information" からファイルシステムの中身を見ることができることがわかりました。
そしてDeleteの方法もわかったのですが、その前に個々のDATAファイルに対する "Defragmentation” というのが見つかりました。
デフラグって、HDDの断片化を防ぐためのもののはず。
確かこれでよくなることもあるし、最悪、もう一台あるからと、思い切ってやってみました。
そしてドキドキしつつ1分程度待ったところ、見事に復活したのです。
最初に書いたようにこの方法が良い方法なのかさっぱりわかりません。
ですが、実際に出来たので記事にすることにしました。
何度もしつこいですが、もしやる際には、再起不能覚悟の自己責任でお願い致します。
それでは私のやり方です。
(1)
まず①のボタン2個を同時に押して、MS2メニュー画面を表示する。
次に②ボタンを押し、"MS2 information"を選択する。
(2)
③カーソルを下に移動し、Filesystem V 1.2(当方の場合)を表示し、④ボタンで選択する。
(3)
そうすると、MS2に収納されている種々のファイル名、そしてそのVer. (上の例では096c00 58138)が表示される。
このVer. の脇のボタン⑤を押す。
ファイル名(上写真ではlang.ms2 V:3.142←恐らく言語ファイル)脇のボタンを押すと、このファイルの削除画面が出るので注意してください。
(4)
そうすると、デフラグを開始しますか? と聞いてきたので、Yes⑥ボタンを押した。
この後処理が始まって、いろいろ表示され、「リセットして約1分後に再起動」←文言は極めてあやふやですが、と表示され、再起動するとそれまで、"the database is empty"
<追伸>
その後、ファイルシステムの削除方法がわかりました。
こちらなのですが、MS2の起動が遅くなったら、やってみると良いとありました。
そう言われると、私のMS2は非常に起動が遅いです。
ここまで来たし、いざとなればCS2もMS2もあるので、やってみることにしました。
なおこの操作を行うには、消してしまったflieを他から転送しなければなりません。
よって、他の正常に動いているMS2やCS2を持っていなければ、MS2自体が使えなくなります。
どうかご注意ください。
またドイツの掲示板の記事です。
全く保証はありません。
実施される際には、自己責任でお願いします。
(2)までは上と一緒です。
先ほどとは異なり、ファイル名(上写真の例ではlag.ms2 V:3.124)脇のボタン1⃣を押す。
そうするとDelete? と聞いてくるので、Yesボタン2⃣を押した。
このファイルが消去された。
このようにして表示されるsystem fileを全て消去する。
全てのsystem fileを消したら、リセットする。
再起動しましたが、今まで10秒くらいかかっていたのに、今度はあっという間になりました。
しかしこの状態では言語や機関車DATAベースもないので、恐らく何も出来ない可能性が高いです。
そこで、CS2や他のMS2よりDATAを転送します。
私の場合、CS2(60214)にこのMS2を接続したところ、すぐにDATAの更新が始まりました。
そして待つこと数分、全てのDATAを転送完了いたしました。
それで、今度はMS2単独で起動したところ……、起動は全然早くなりませんでした。
要はMS2のバージョンアップにより重くなっていたみたいです。
私のは40台まで表示できる最新版になっておりましたので。
いずれにしても、このような情報は日本語では公開されていないと思いますので、紹介いたしました。
このような機能が標準で搭載されている事自体、知りませんでしたが、好意的に解釈すれば、特別なことをしなくても機能が使えるので、メーカーも理解しているのでしょうね。
デフラグ機能なんかあるところを見ると、向こうの掲示板にあったように種々のトラブルは想定されているのかもしれません。
とは言うものの、多分ですが公式には公表されていないかもしれないので、自己責任にならざるを得ません。
実施にあたってはどうかご理解いただき、十二分にご注意ください。
2023/3/5 記
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