今年一年ありがとうございました。 2022年を振り返って
2022年もあっという間に過ぎ、今日で最後となりました。
そこで、色々あった2022年を振り返ってみようと思います。
まず、私にとっての今年を概観いたしますと、今年は多難な一年でした。
特に後半になってから次々と大変なことが起きました。
具体的には、歯科の自由診療手術、12月に入ってから家族のコロナ罹患、ようやくそれが一段落し、年末が押し迫ってから全く予想もしなかった病気の発覚という、私自身にとって本当に多難な一年でした。
体の方は幸い、今すぐ命に関わるような状態ではなさそうですが、まだわからないと言った方が正解であり、今後については全く予断を許さない状況にあります。
リタイヤが目の前に迫ってきている状態で、上記の健康不安、そして医療費を含めた予想外の出費の数々には本当に参りました。
冗談抜きでこんな事にならなければもっと模型を買えたのに……、なんて言っている場合ではありませんが。
駄菓子菓子、落ち込んでばかりいてもどうしようもないので、模型の話題に移りたいと思います。
それで、2022年の私DB103の模型ですが、昨年まで自粛せざるを得なかった某オクを再開したことがまずは大きな話です。
主に撤退を決めた模型鉄道以外のアイテムを中心に出品しましたが、6月頃までは相当数が売れ、模型鉄道の購入資金を得ることが出来ました。
しかし……、7月頃から急減速し、今では全く売れなくなってしまいました。
もちろん手持ちを売る以外に新たな資金を得る方法のない私にとって、売上の激減は大変痛いですが、幸いなことに模型販売を生業とはしていないので助かりましたが、もし仕事でこんなことをやっていたら破滅しかありません。
改めて模型業界の恐ろしさを実感した次第です。
そんな状況の中、今年は模型鉄道オンリーと言っても良い年でした。
各所に出物が多く、昨年に続き、数が大変増えてしまいました。
全て中古というのが私らしいですが、それでもROCOのFS のTEE客車のような諦めていたアイテムを入手できたのは大きかったです。
増備の中心はHOでした。
主力のドイツ型はまあまあでしたが、イタリア型は大分増えました。
一方、自分の中ではシーズンが完全に終了したデジタル機を手放しました。
残念ながら、こちらの方はあまり芳しくありませんでしたが。
特筆すべきはナローゲージです。
今年はBemoの12mmが増えました。
やはり部屋にレールを敷設できることがわかったことが、大きかったですね。
昨年入手分に続き、あまり状態のよくないものが多かったものの、その分安価に入手できたのはラッキーでした。
ただし、前半はそれなりに出品のあったHOmも、後半にはほとんどなくなってしまいました。
この世界はほぼBemoの独占状態ですので、仕方ないものの、改めてユーザー数の少なさを痛感しました。
また、同様に入手機会の少ないHOeも増えてしまいました。
中でも欲しかったROCOのÖBBの2095が入手できたのは嬉しかったです。
一方、Nですが、珍しく新品で買ったKATOのRhB貨車以外には、飯田線の旧国が数両入った程度で低調でした。
限られた資源と場所ゆえ、これは当然のことですが。
また、冒頭に記したように模型鉄道以外の模型には全く手が回りませんでした。
こちらのアイテムは引き続き、徹底して整理を進めていくつもりです。
さて、我が家が狭いことはこちらでも何度も記してまいりました。
そんな私にとって収納は死活問題です。
特に欧州型の箱は、1.場所を取る、2.箱のサイズがバラバラで整理しにくい、3.箱から取り出しにくい、そして何よりも4.箱の発泡スチロールで車両の塗装が被害を受けるという致命的な問題あります。
その点において、長い時間をかけて、動力車を井門の箱へ移し替えてまいりましたが、今年ほぼ終了しました。
またあまり改善の見られなかった、客貨車について今年、大きな前進が見られました。
これに車両を入れることにしました。
縦置き（貨車）が7～8両、横置き（24.5m級客車）が5両入ります。
写真のナローの貨車ならばもっと入りますね。
大変残念ながらA4サイズなので、26.5m客車はカプラーが干渉して入りません。
これが大きな欠点です。
更に言うと背の高い車両は入らないでしょう。
なお、ダイソーのA4書類箱は2種類あります。
左のA4ファイルホルダーの方が私は好きですが、右のA4書類ケースの方が流通量が圧倒的に多いようです。
この両者の違いは、
私は、傷防止にプチプチで包んで入れていますが、ステップ類は破損する可能性がありますので、この記事を読んでもしやられる場合には十分ご注意下さい。
この収納は元箱に比べ、相当な容積の省略になるだけでなく、車両をまとめておけるので、探し回る必要がなくなリ、大変効率的です。
またこの手の車両収納箱は一般的には2,000円くらいしますので、価格が1/10なのも大きいです。
一方、箱の強度は専門に作られた車両収納箱ほどはありませんので、動力車は入れないほうが良いと思います。
あくまで家庭での整理用であり、輸送には適さないと思います。
上記のようにこの箱は大変便利ですが、26.5m級などは入らないため、ダンボールで箱を自作しました。
と言うことで収納場所を大幅に低減したダイソーのA4種類箱ですが、副次的に大きな問題が発生してしまいました。
それは……、
そうなんです。
大量の空き箱の発生です。
こんなもの捨ててしまえばよいのでしょうが、模型鉄道はいつ何時手放すかもしれません。
その際の輸送手段に困りますし、更には日本では元箱ありの方が価値があるんですよ。
確かに元箱は奥へ突っ込んでいれば良いものの、せっかく容積を減じても、元箱分が増えてしまう悪循環にはまっています。
さりとて元箱のために倉庫を借りるようなお金はありませんし。
一年の総括からは脱線してしまいましたが、来るべき2023年はどんな年になるのでしょうか？
私的にはまずはコロナの沈静化、そしてウクライナ戦争の早期終結による世界の安定化を強く望みます。
ともかくこの両者は世界中に多大な悪影響を及ぼしてしまいました。
行き過ぎた円安が是正方向へ向かっているのは喜ばしいですが、資源価格が平常に戻らなくては、当方のような製造業はたまりません。
やはり安定無くしては趣味もありえませんので。
模型の方ですが、ここ数年、明らかに体力を大幅に上回る形での増備を行ってしまいました。
来年こそはマイペースで、増備を減速し、手持ちをさらに売却し、場所と資金の確保に努めたいです。
それから仕掛になっているIMONのワム50000を組み上げたいですね。
また遂に念願かなって発売された1/87 HOjの日本型 鉄道車両 金属モデルコレクションを動力化してみたいという夢も持っています。
ということで今年一年、当方のブログをお読みいただき、本当にありがとうございました。
来年もどうかよろしくお願いします。
2022/12/31 記
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