1/87!! EF66 49 鉄道車両 金属モデルコレクション その2 採寸などなど
前回、速報をお伝えしましたが、今回は第二回となります。
No. 6からは省略形パッケージだそうです。
最もこのシリーズ、私は持っておりませんので、詳しいことはわかりません。
あとお約束の小冊子がついています。
全部で11Pしかないものですが、有名な松本典久さんが書いています。
そして価格6,980円のほぼ全てを占めるのがこちらです。
大柄なプラケースですね。
こんなのを並べるのには場所を食いますので、個人的にはなくしてその分安くするか、内容を充実して欲しいです。
さて、この手のシリーズお約束で、展示台にネジ止めされています。
早速車体を外そうとして、なにか変なことに気づきました。
そう、片側のねじがないのです。
一本を外すと車体が展示台から取れましたが……、なんともう片方ですが、ネジの頭が別に出てきました。
要はねじ込み過ぎて、ネジがねじ切れてしまったのですね。
さすがは某国クオリティ。
こんなことでは先が思いやられます。
気を取り直して、今回購入した最大の目的である採寸です。
なお、以下の採寸結果ですが、何分にも素人採寸ですので、誤差を含むものと思って下さい。
全長(連結面間距離)ですが、写真の通り約208mmでした。
実車は18,200mmですので、HO 1/87では209.2mmとなります。
まあまあでしょうか?
幅は32mmでした。
2,800mm→32.2mm
全高は 45mm。
3,802mm→44.5mm
こちらは測り方が難しいです。
というわけで、まあスケール的には合格と思います。
欧米型のHOとの比較は十分行けるでしょう。今後色々やってみるつもりです。
最も全長は測りにくいので、誤差が相当あるとは思いますけど。
それで上記の話に戻りますと、本品はこの手の静態模型の恒で、展示台に二本のネジで止められていますが、うまい具合に台車は接着されていないので外すことが出来ました。
固定する棒がネジがねじ切れた影響か、少し曲がってしまっているのがわかりますね。
外れた台車を12mmのレールに載せました。
このようにうまく乗ります。
台車全景。
乗せることは出来るのですが、脱線しやすいです。
この理由なんですが……、
台車を後ろから見た図。
わかりやすいように裏返してあります。
そうなんです。
赤枠の部分が出っ張りすぎていて、線路踏面に当たってしまいます。
私は実車の知識は皆無に近いですが、こんな部材は実車にはないですよね?
下から見た図。
車輪の間隔は日本型です!!
16番やNゲージとは異なり、日本型は車輪が台車枠の近くにはなく、大分下がっているのですね。
台車のディテールはまあまあでしょうか。
それでこの写真でも赤枠部分が下がりすぎていて踏面に近いです。
走行モデルならこの形状でもいいですが、走行しないからなんて言うなら、この部分はモーターの形状を反映して欲しいところですね。
車輪形状。
日本型です。
軸受はありませんので、プレーン末端です。
この模型は車軸が台車の溝にハマっているだけであり、固定は台車ではなく、車体側で行われています。
なんとか台車枠だけをダミーとして、パワトラを履かせられないでしょうかね?
ボディです。
一般的なダイカスト製の構造です。
とは言え、もし本車を動力化しようとしたら、車体上下をネジ止めする棒が邪魔になってしまいますね。
窓ガラスが荒く接着してあるのがわかると思います。
こういうのは、はめ込みにしてもらえると助かるのですが。
パンタも接着のようです。
車体の裏側です。
車体の内側部品。
ディスプレイ用模型だけあって、運転室は備わってますし、機関室も動力がない分、こんな表現になっています。
これを見ると、なんとか動力化したくなりますね。
とは言っても動力自体は相当難物ですけど。
IMONの12mmパワトラでは、車輪径も軸距も合わないでしょうし、何よりも非力です。
さりとて12mmの機関車動力は発売されていないし、仮にあったとしても、車体の上下を固定する棒が邪魔ですし。
なかなかうまく行かないですね。
2022/12/17 記
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