過去記事再掲 中古購入のK. Bay. Sts. B. S 3/6 から発煙!? (Märklin 33182)
2019年に閉鎖したYahoo!ブログの過去記事を再掲します。
元々、複数のトラブルをまとめた記事になっておりましたが、記事題目からはトラブルがわからないための、個々のトラブルに分割して掲載することにいたしました。
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S 3/6はドイツ型でももっとも好きな形式の一つです。
こちらはたまたまホビーオフの通販で入手した中古品です。
デルタとのことでしたが、MS2で品番を入力し、電源を入れたところライトが一瞬ついたのですが、何やら焦げ臭いが!
慌てて電源を切り、ディップSWをアナログに切り替えて、アナログパックに切り替えて振った瞬間、パチパチと音がして煙が出てきました。
大慌てで機関車を線路からどけたので事なきを得ましたが、一歩間違えば、火災になっておりました。
こちらは動作未確認とのことでしたが、あまりにひどい話なので、連絡したところ、返金処理となり、昨日返送したところです。
なお車両、よく見たら元々異常な熱がかかって、プラ部品が変形していました。
当方の操作はわずか数秒のことで、温度は上がっていませんので、元の持ち主が炎上させたに違いありません。
メルクリンはダイカストなので多少の熱には耐えたのでしょうが、熱伝導がいいので、周囲のプラが溶けたのでしょう。
デジタルはこのようなことがごく稀にあるようで、今更ながら怖くなりました。
2019/1/7 記
<2022/8/28 追記>
上の記事ではサラリと流していますが、このトラブルは、当方が経験した数多い模型鉄道トラブルの中でも、最も危険な一例でした。
ほんの数秒通電しただけですが、2階の匂いが1階まで届いたくらいですから。
通販ですので、焼け焦げた側は写っておりませんでしたし、仮に写っていても、小さくてわからなかったでしょう。
流石にこんなトラブルはめったにないと思いますが、Web上には、個人輸入した新品の機関車が「電源を入れた途端にデコーダーから煙が出て……」、のような記事もありました。
こちらは中古品なので、どうしてこうなったのかは全くわかりません。
私は、この車両を線路に乗せる前に、他の車両でテストして動作が問題ないことを確認しておりますし、また現物の状況から、当方の操作に何らかの間違いがあったことは考えられません。
また、プラ部品が明らかに熱でやられておりますので、当方に来る前に既に炎上していたのは間違いなさそうです。
いずれにしても、デジタルはこのようなことが「絶対に起きないわけではない」ということだけは、覚えておいた方が良さそうです。
また、「動作未確認」アイテムにはリスクがある可能性を自覚しなくてはなりませんね。
今、模型の入手方法も多様化しておりますので、選ぶ際には、「動作確認済」にした方がまだ安心できそうです。
それにしても、完璧ではありませんが。
また模型鉄道は常に見ているところで動かさないといけませんね。
脱線してショートすることもありますし、M-9モーターのようなこともありますしね。
安全装置っていうのは、ほんと事故を未然に防ぐためだけのものなので、手で止めるほうが安全な場合が多いですから。
あと、今だから話しますが、この商品、安価で買わないかとの話もありました。
正直な話、静態機でもいいかなって思ったんですが、やはりプラ部品の焼損がひどいのでやめました。
この部品は入手できませんので。
とは言っても買っておいても良かったかなと思う、今日このごろです。
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