装甲機関車 Panzerlok BR 57
ということで装甲列車について調べたところ、BP-42/44は、先日ご紹介したアルマゲドン1/72以外にもトランペッターが1/35と1/72を発売してるんですね。
まあ、トラペの1/72は全車種出ているかどうかわかりませんでしたけど。
いずれにしても装甲機関車BR 57のキットがあることがわかりました。
ただし国内には在庫は無いようです。
安ければ買ってみようと思ったのですが。
それで、トラペの説明書?の側面図がありましたので、思い立って、ROCOのBR 57に合わせてみました。
その結果がこちらです。
思いの他、合致していますね。
あたり前とはいえ、なかなかこうはならないですよ。
ただし煙突の位置が合いません。
模型の写真は図面とは異なり、魚眼効果で中心から離れるほど歪みます。
そこで被写体を遠ざけて撮影しましたが、
魚眼効果が薄れた分、上に比べて、更に合うようになりました。
ですがやはり、煙突の位置は合わないです。
そこでネット上で見つけた図面を合わせてみたところ、
今度はバッチリ合いました。
そうなんです。
ROCOのBR 57は、実物に比べ、煙突の位置が相当後ろへ下がっているのですね。
これには全く気づきませんでしたよ。
とは言うものの、これならば、紙で作ったボディをROCOのBR 57に載せられるかもしれません。
そこでこの機会にBR 57について調べてみたのですが、こちらは失望以外の何物でもありませんでした。
頼みの綱のWikiですが、約2,700両も作られた代表的貨物機にも関わらず、現在版のWikiは外国へ行った機種のことばかりで、技術面の記載が少しあるだけで、1970年まで使われたドイツでの運用面については全く記載がありません。
その他も調べてみましたが、大同小異でした。
僅かに”Die Bundesbahnzeit"に最末期の活躍に関する記事と写真があったくらいです。
そして私が調べた限りですが、装甲機関車BR 57に関する記載は完全に無視されていました。
今更ながら、彼の地でのナチスドイツ時代の忌避を痛感しました。
でも、英語その他の言語にも、全く記載がなかったのはなんとも不思議です。
従って、装甲機関車の改造数や車体番号、装甲厚、改造方法、車体の構造、改造メーカーなどの情報は皆無でした。(BP-42はリンケ・ホフマン社みたいですが)
ただ、ある掲示板に、装甲機関車BR 57は常に不足していており、BR 52も使われたとの記載がありましたので、BP-42 12編成、BP-44 10編成という情報から、20両程度だったと推測されます。
ということで、もし装甲機関車BR 57や装甲列車BP-42/44に関する情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、どうかご教授よろしくお願いします。
2022/7/23 記
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