ドイツ国鉄 DRG ターンテーブル貨車 H Regensburg 25 755 (Fleischmann 481103)

 今回は、ドイツ国鉄 DRG ターンテーブル貨車 H Regensburg を紹介します。

 ドイツ国鉄 DRG ターンテーブル貨車 H Regensburg は、協会設計貨車Verbandsbauartの標準図 A 5により作られたターンテーブル貨車です。

 他のVerbandsbauart が邦有鉄道設計を基礎にしているのに対し、A 5は新設計となっています。

 耐荷重用でしょうか、台枠中央部に補強材が組まれています。

<A 5主要諸元>

 バッファ間距離ブレーキハンドルあり/なし:10.3/9.3m 、軸距:4.5m、空車重量:10/9.5t、積載長:8m、積載幅:2.5m、積載重量:15t

 A 5は1913年から1925年までの間、約6,000両が作られました。

 この車種自体が時代遅れになったこともあり、A5は作業車に区分変更されたようですが、こちらによりますと、1974年まで使用されたことになっています。

 型式は、邦有鉄道 Hrmz、DRG H Regensburg、DB エポック3:H 10 、エポック4:Lck 531 となります。

 また作業車は、DRG X Erfurt 、DB エポック3:X 05、エポック4:Kkmmo 490となるそうです。

 A 5は、車体の中央にターンテーブルを備える他、車体の周囲に金属製の柵柱を8本取り付けることが出来ます。

 両方とも外すことが出来ます。

 ターンテーブルの車輪のレールも再現されています。

 ターンテーブルの鎖はプラ製とは思えないような精緻なディテールですね。

 側板が二重になっているところなど、従来の同車種のモデルよりも良くてきているように感じますが、例のページでは、「少し短すぎて広すぎる」との評価でした。

 ターンテーブル貨車は通常、このように2輌連結して長物を運びます。

 模型的には面白いので、このスタイルは東西を問わず多数模型化されていますね。

 かくいう私も大昔の0番でこうやってレールを運ぶ貨車を持っていました。

 しかし、この方法には大きな問題があります。

 すなわち、積載している荷物に外力がかかってしまうのです。

 確かにカーブでも勾配でも、積荷に曲げ荷重がかかりますよね。

 両方ともブレーキがありませんが、これで問題なかったのでしょうか?

 ターンテーブル貨車は、大型の貨車がなかった時代の産物であり、やがてボギー式の大物車 Verbandsbauart A3などに取って代わられました。

 上記のようにA 5は、作業車 X 05に種別変更され、ターンテーブルを撤去したものも多かったようです。

 X 05自体はA 5以外にも、A 2等からも改造され、相当数が作られました。

 数が非常に多い割には、資料が皆無に等しいですが、いずれ紹介できればと思っています。

2013/9/11 入線

2022/4/2 記

 


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