ホビーモデル製プラキット コキ50000の製作 その1
今回はホビーモデルのコキ50000です。
TOMIXやKATOがコキを作る前には、ブラスにはとても手を出せない私にとって、心強い味方でした。
これ2輌セットなのですが、もう20年以上前に買って、1輌は完成したものの、もう1輌は未塗装完成のままでした。
こちらは20数年前に完成した方です。今見てもそんなに悪くはないと思います。 コンテナはこの世界の大先輩に譲っていただいたエンドウプラスのプラ完成品です。
ホビーモデルのコンテナはキットしかなく、かつデカールで今百でした。
爾来、約20年間、未塗装のはそのままの状態で運転していましたが、この度、知人の協力で今はなきモリタの赤3号が入手できましたので、この際、塗装してやろうと思い立ちました。
以前製作した時は、鳶色が入手できないため、自分で調色しエアブラシで吹きましたが、鳶色って案外、隠蔽力が低いのです。
苦労して吹いた割には、下地が透けていまいちでした。
そこで今回は、その知人の方のご指導もあり、サフ吹きをすることにしました。
AFVモデルではないので、ディテールを潰さないように、#1200を吹いたのですが、なんと下側を塗ったところで、切れてしまいました。
そこで慌てて在庫の#1000を吹きました。
薄く吹きたかったので、透けているところもありますが、まあまあに出来たと思います。 家で吹くとどうしても埃がたかってしまうので、完全乾燥したら、耐水ペーパーで磨くつもりです。
それにしてもこのホビーモデルのキットですが、はっきり言ってブラス製品をプラにしたって感じなんですよね。
ですので、出来は確かにいいと思います。
しかし、ともかく組むのが大変です。
まずボディは4分割になっており、これを歪まずに組むのは至難の業です。
おまけに上記の通り、このキットはプラキットというものをよく知らない方が設計しているようで、接着面がともかく小さい。
ブラスならはんだ付け出来るからいいのでしょうが、強度が出ない接着では無理がありすぎます。
おまけにプラの材質もとても硬く、かつ脆いので、真鍮線を埋め込むのも難しいですし。
自分ながらよくここまで組んだものだと思います。
自分ながらよくここまで組んだものだと思います。
今なら絶対に無理ですね。
価格は安いですが、TOMIXの出来の遥かに上のコキ50000が新品 実売2,500円しないのでは、全く勝負にならないでしょう。
ですので、現在はもう製造されていないようです。
16番のプラ製品もなかなか充実してきましたが、貨車はまだまだですし、KATO以外はともかく高いので、ホビーモデルには大いに期待したいのですが、最近のワムフ100なんか1万円近くしますものね。
写真を見る限りでは出来も良さそうですが、KATOのヨ5000が実売3,500円くらいですから、これまた全く勝負になりません。
なかなか難しいですね。
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