またまたまた失敗 KATO 100系新幹線 125-3709 Assyボディの巻
KATOの100系新幹線は、お気に入りの車両です。
私がNに復帰した1997年に今はなきEGSで中古を購入しました。
再開後のN車両では、もっとも古い部類に属します。
この製品はいかにも新幹線といったところが気に入っており、また整形もとてもシャープで好感が持てます。
16連で動力車が1両ですが、うちのような平坦線ではそれほど力不足は感じません。
室内灯点灯ですが、脱線すると台車が溶けるという情報があったことと、消費電力が上がってしまうので、撤去しています。
100系は何度かあったN整理の対象にもならず、現在まで残存しております。
そんなうちの100系の数少ない欠点が11号車(125-3709)の塗装です。
写真ではわかりにくいですが、塗装がだまになっていると言うか、何か付着したような跡があります。
こういうのは気になりだすと気になるものですが、先般の再生産でボディが分売されたと聞き、さほど高くはなかったので、買ってみました。
ある模型屋さんに幸運にも残っていたのです。
で、それが本日届いたのですが、そうなんです。
色が合いません。
写真ではわかりにくいですが、青の色調が全く違うのです。上が今回品、下が初回品です。
初回品は青が明るいのですね。青が明るいことは知っていましたが、再生産品の色はわかりませんでした。
せっかく買ったのに参ってしまいましたが、11号車のAssyボディを見て、なにか変なことに気づきました。
そーなんです。
うちの11号車はこの写真のようになっています。
でも、Assyボディは明らかに違いますよね。
そう、ドア部分の屋根は平面ではなく、妻面に向かって傾斜がついているではありませんか!!
そう言えば11号車のドア側は、2階建て車両側です。だからこのような傾斜がついているはずと思い。反対の6号車(126-3043)を恐る恐る見てみました。
すると……、想像通り、傾斜がついています。
これは参りました。
うちのは明らかにおかしいです。
そこで、ネット検索しましたが、あいも変わらず、このような情報はなかなかありません。
ようやく探しましたが、不鮮明なメーカー写真だけでした。
ただし、それでも11号車には、傾斜がついていそうです。
これはエラーを引いたかと思いました。
そこで念の為、他の車両を調べると、
なんと5号車(125-3809)のドア側に、傾斜がついているではありませんか!!
こんなことってあるのでしょうか??
ダブルでエラー品とはあまりにも変だと思いましたが、よく見ると屋根の塗り分けが異様にきれいです。
これはもしかしたら屋根を外せるかもしれないと思い見てみますと、そうです、はずせる方式でした。
そこで、爪を壊さないように外すときれいに外せましたので、5号車と11号車の屋根を交換してみました。
ようやく正しい屋根が取り付いた11号車です。
それにしても、一体何でこんな馬鹿なことが起きたのでしょうか?
何しろ中古品ですので、私にはさっぱりわかりません。
前のオーナーさんが屋根を交換したのでしょうか? でも何のために??
しかし、メーカーエラーだったら何がしかの情報があるはずですし、うまい具合に屋根が入れ替わる意味がわかりません。
傾斜付きが多いか、少ないかとなるはず。
それはともかく、24年も経過してから初めて気づくなんて……、相変わらずのバカさ加減に呆れてしまいますね。
というわけでせっかく手に入れた125-3709のAssyボディは無駄になってしまいました。
まあこんなことでもなければ、屋根の入替えには気づかなかったかもしれないので、仕方ないとしますかね。
2021/10/13 記
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