ドイツ国鉄 DRG 大容量有蓋車 Gl Dresden 8 007 (Flesichmann 5309 K)

 今回はドイツ国鉄 DRG 大容量有蓋車 Gl Dresden 8 007 について紹介します。

 Verbandsbauart A9は、「Gedeckter großräumiger Güterwagen」大容量有蓋車、すなわちガラスなどの重量が小さい割には容積を食う、所謂、嵩張る貨物の輸送用に作られた貨車です。

 バッファ間距離12.8m(ブレーキ室付き)、軸距7mの当時としては大型の2軸貨車ですが、積載荷重は汎用形のVetbandsbauart A2と同じ15tしかありません。

 Verbandsbauartは、当時最大の勢力を有していたプロイセン国王邦有鉄道の標準図に準拠して作られた車両が多いですが、本車はプロイセン標準図Ce5と、ザクセンの設計を元に作られたそうです。

 とは言いましても、A9とCe3は非常によく似ており、今回識別の手がかりとしたのは、ブレーキ室の中からハンドルが操作出来る形になっており、さらにブレーキ室の屋根が後方に傾斜していたためです。

 なお、その後得た情報で、Ce3はホイールベースが6,500mm、全長が200mm短い、ドア幅が1,500mmということがわかりました。

 A9はドア幅が2,000mmですから、明らかに違いますね。

 ブレーキ室後方の形状はVerbandsbauartのものになってます。

 窓は閉めることができるようですね。

 A2ではブレーキ室は車体上部にありましたが、こちらはデッキ面まで下がっています。

 A9は1914年から1928年まで約6,000輌が作られました。

 型式は邦有鉄道:Gml、ドイツ国鉄DRG:G Dresden、ドイツ連邦 DB:Gl 11 となりました。

 なお、Verbandsbauart以降の貨車でも、大容量有蓋車は Gl Dresdenとなりました。

 これらには妻面にドアのあるタイプも存在します。

 こちらもGFNの1990年代製品ですので、大変シャープな仕上がりとなっています。

 ドア付のブレーキ室。

 屋根が後方に向かって傾斜していますね。

 レタリングも美しいです。

 なお、Wikiによりますと、A2と同様、A9も1930年代に入ってから、入換の衝撃による破損防止のため、車端部のスパンに斜めブレスを入れて補強を図ったそうです。

2002/9/12 入線 

 

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