ドイツ国鉄 DRG 私有タンク車 Altona 532 201 P ”STANDARD” (Fleischmann 5422 K)
今回はドイツ国鉄 DRGの私有タンク車を紹介します。
とは言うものの、以前の記事の通り、私はドイツの貨車の資料を持ち合わせておりませんし、頼みの綱のWebは、ドイツの貨車について検索しても、出てくるのは鉄道模型の販売とオークションサイトばかりで、全く役に立ちません。
少し役に立ったのは保存団体の記事ですが、この手の私有貨車は保存車が複数あるものの、来歴が不明なものが多く、実車の情報はほとんど得られませんでした。
というわけで、実車に関する記載は、まったくもって不十分なものとなってしまいます。
どうかお許し下さい。
この形状のタンク車は模型メーカー各社から発売されています。
恐らく標準的な設計なのでしょうが、DWVのMaterblatt(A-1~A-11)には、タンク車の設定はありません。
ただしWikiの写真には協会設計のシャーシとありました。
Altona 532 201 Pは、DRGの私有貨車番号です。
なお、こちらによりますと、Reichsbahndirektion Altona には、524 000 P - 528 999 P が割り振られたとあり、また、532 000 P - 532 999 Pは、Reichsbahndirektion Osten に割り振られたとあります。
そうなると、Fleischmannは、間違いということになりますね。
なお、私有貨車なので、分類都市名はありません。
DRGのタンク車は型式分類Zだったように記憶しておりますが、私有じゃないタンク車ってありましたっけ?
積荷は"brennbare Flüssigkeiten" 可燃性液体とあります。
このタイプはブレーキ室が設置されておりますが、こちらは撤去されたのか、ありません。
鏡板下側のフランジは加熱管でしょうか?
フライシュマンの一連のタンク車のバリエーションです。
80年代以降の製品なので、塗装やレタリングもきれいです。
模型の方ですが、Fleischmannの1980年代製品なので、ご覧のように良い出来と思います。
手すりも細いですが、FLMの手すりは接着しにくいプラなので、折れてしまうと大変です。
また軸受は金属製なので、磨耗は少ないのが良いですが、鉄製なので錆びてしまうのが、難点ですね。
なお、上記の通り、私は貨車に関する資料を持ち合わせておりませんので、内容は甚だ不十分ですし、また、間違い等もあると思います。
ドイツの貨車について、情報をお持ちの方は、どうかご教授いただきますよう、何卒よろしくお願い致します。
2018/12/19 入線
2021/6/5 記
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