いや~大変でした 0系 新幹線 アップグレードパーツ (ホビーセンターカトー 28-245) 取り付けの巻

 昨晩、これが届きました。

 実は私はこの存在を知らなかったのですが、鉄道コムのあるページで教えていただきました。

 0系新幹線は20年以上前に10-136を購入して以来、少しずつ買い足して行って、16両にした思い出の車両なので、早速買ってみたのですが……、

<重 要>

 以下の記事はど素人の極めて私感的記事です。間違いも多々あると思います。

 私感ですが、このアップデートは相当難易度が高いと思います。

 実施される方は、どうか自己責任で、また、十分ご注意いただきますよう、よろしくお願いします。

<重 要>

 このセットには2種類の床下が含まれます。

 パンタなし先頭車 21-2000用とパンタ付先頭車 22-2000では床下裏側の表現が異なります。

 どうか間違いないようにお気をつけください。

 添付解説書より。

 この写真はわかりにくいですね。イラストにしたほうが良いと思います。

 私は組んでから気づくという、いつもながらのドジをやりました(爆)。

 幸い、今回は合っていましたので事なきを得ましたが、後述の通り、0型の分解は至難の業ですので、再組み立ては地獄です。

 どうかご注意ください。


 こういうのは手順を確認することが、何よりも第一です。

 そこで説明書を見ますと、

 もう早速、難易度100%ですね。

 1980年代のKATO製品は211系、185系を始め、大変分解しにくいものが多いのですが、0系もその類を免れません。

 まず最初の大難関は、先頭部カバーの取り外しです。

 説明書には簡単に書いてありますが、これが実に大変でした。

 まず部品の合いが大変良く、写真のような隙間なんか出来ません。

 カバーは予備が付いていますが、それよりも車体に傷をつけてしまいそうで。

 こういうのは隙間にプラよりは柔らかいものを差し込むのが一番ですので、なんとか隙間を開けて紙を挿入しようと思いました。

 しかし、どうにも隙間が小さくて、紙では入って行きません。

 そこで仕方なく、薄い塩ビシート(ブリスター)を差し込んで徐々にその範囲を広げ、外しました。

 ブリスターは硬いので傷をつけそうですが、どうやっても紙は入って行きませんでしたので。

 ここまで来るのに相当時間を要しました。

 これもミスるとカバーがまたはまってしまうので、浮いた側に紙を差し込んでおきます。

 なんとか傷をつけないで外すことが出来ました。

 なお写真では傷がありますが、シートを差し込んだ反対側なので、最初からと思います。

 次に後部車体を外します。

 説明書には車体を広げる旨記載がありますが、コツが要りました。

 それでもこれは要領はなんとなくわかりますので、それほど苦労せずに外れました。

 ところが……、

 ここから先がまさしく地獄の苦しみでした。

 説明書には運転席付近の爪を浮かして、シャーシーを後方に引くとあります。

 爪を浮かせるのは説明書の爪楊枝ではなく、板紙(KATOの台紙のようなもの)を使いました。

 これなら傷をつけませんし、広げる範囲を大きく、かつ浮かせる高さも限定されます。

 後方から前へ攻めていくわけです。

 すると、爪は外れました。

 しかし……、車体が外れないのです。

 シャーシーは5mmくらい下に移動しているのに、何かが引っかかって抜けません。

 板紙をさらに挟んでもだめです。

 相当な時間、取り組みましたが、全く変化がありません。

 原因がさっぱりなので、シャーシーを振ったところ、何かが外れたような感じがして、浮きました。

 ようやく外せました。

 と同時に……、運転室を見てびっくり、窓ガラスがずれていたのです。

 幸いなことに窓ガラスに破損はありませんでした。

 それにしても何でこんなに外れないのか……、運転室部品が引っかかっている感じなので、比較してみます。

 これを見てもよくわかりませんが、弾性を持って引っかかっていること、新は全く引っかからないことから、旧の導光体がレンズに引っかかって抜けなかったのではないかと思います。

 この可能性は考えたので、導光体を押して抜こうと思いましたが、外からはきつくて抜けませんでした。

 ただ、窓ガラスがずれたので、隔壁も何らかの悪影響を与えているように思います。

(このあたり、原因をご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひご教授お願いします。)

 いずれにしても、この分解のしにくさはKATO製品でもトップクラスです。

 ようやくの思いで、シャシーを外しますと、件の導光体は簡単に外れました。

 そこで、新しいレンズ+導光体(今回の目玉)に変えます。

 こんな小さなものです。

 入口が2つに分かれているので、分割光を再現できるということなのでしょうね。

 なおレンズが外側(車体側)が平らな面ですので、取り付け時にご注意ください。

 これを車体にはめるのですが、これもまた実にやりにくいものでした。

 色々やった結果、まず車体に斜めに挿入し、それから押し込むとうまく行きました。

 こうやってから方向を平らにします。

 押し込みすぎるとレンズが出っ張ってしまうので、調整します。

 次にシャーシーを取り付けますが、ここでまた失敗をしてしまいました。

 最初、台車を取り付けないで、シャーシーを取り付けたのですが、なんと後からでは、台車のネジを締めることができませんでした。

 後部の床板が浮いてしまうのですね。

 またあの地獄と思いきや、上述の通り、新のシャーシーは全く引っかかることなく、すんなり抜けました。

 台車を組み付けます。

 シャーシーも後部の爪がきついです。折らないように注意してください。

 連結器カバーはせっかくなので添付されているものを使いました。

 またこんな地獄は嫌なので、カバーの爪を加工しようと思いましたが、抜けて紛失してしまうのも困るので、やめました。


 それで結果はこんな感じです。

 新旧比較。

 ライトが明るすぎてよくわからないですね。

 前照灯

 この明るさではよくわかりませんが、差異はわかります。

 尾灯。

 写真ではわかりにくいですが、こちらは効果が大きいと思います。


 両方とも改造後

 実用域の電圧で取り直してみました。

 いい感じですね!!


 というわけで、本当に疲れたアップデートでした。

 私が不器用なだけかもしれませんけど。

 もう二度とやりたくないですね。

 それにしても本文で何度も触れたように、このアップデートは危険を伴うので、どなたにもお勧めできるものではありません。

 これからやる方はどうか十分ご注意いただき、くれぐれも自己責任でお願いします。


2021/5/2 記


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