国鉄 70系 新潟色 TOMYTEC 鉄コレ
過去記事(19/9/7)の再録です。
今日は国鉄 70系電車です。
戦後、中長距離用として登場した80系に続き、横須賀線に投入されたのが70系です。
80系2次車の流れをくむ湘南顔で、一世を風靡しました。
ただし、まだ電車需要が逼迫していたためでしょうか、横須賀線でも42系と併結運用されたようです。
面白い運用では横須賀久里浜間の「チョン行」にクハ76+クモハ53 or 43の2輌編成もありました。
70系は横須賀線を皮切りに、全国各地の直流中距離区間に投入されました。
主だったところでは、阪和線や京阪神緩行、中央東線に投入されました。
これらのうち、中央東線は横須賀線と同じスカ色(色味は途中で変更)でしたが、阪和線はクリームと緑、京阪神緩行線はぶどう色で塗られました。(その他の塗装もあり)
しかし新性能電車が投入されると、地方線区へ転出して行きました。
こちらの新潟色も信越本線等の新潟方面で使用されたものです。
70系は形式が少なく、基本は制御車 クハ76、中間電動車 モハ70、モハ71(モハ70の低屋根車)、2等車 サロ46(後のサロ75)しかありません。
地方線区へ転出の際、制御車が不足したので、サロ75を格下げしたサハ75がクハ75に改造されました。それでも足りず、両毛線には80系のサロ85の格下げ3扉化先頭車改造クハ77も入っていました。
これらは当時流行の切妻高運転台スタイルです。
クハ75006 、モハ70097
モハ70025、クハ76029
2台のモハは台車が異なります。結構芸が細かいですね。
いいですね!
細かいところまで再現されているのかわかりませんが、タイフォンに耐雪カバーが付いているように見えます。
塗り分け線が段差になっていますが、実物はここまでは目立たないかも。
今年、TOMIXが16番でやりましたが、4連で5万円以上ですか……。
簡単には手は出ませんね。
70系は長らくGMの板キットしかありませんでしたが(モハ70は箱キット)、その後、マイクロと鉄コレが出しました。
マイクロのは、何かとても厚ぼったいというか、窓のモールドが鈍く感じられました。(初回)
鉄コレの方が感じはいいように見えますが、廉価版ですので、ライトは点灯しません。
となると……、KATOにとも行かないでしょうね。
マイナー電車ですから。
クハ77の入った両毛線なんかいいと思いますけどね。
2019/9/7 記
2020/12/16 再録
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