ドイツ国鉄 DRG 貨物用電気機関車 BR E 71 14号機 (ROCO 43514)

 

  今回は、初期のドイツ国鉄 DRG の電気機関車の中では成功作となった、貨物用電気機関車 BR E 71について、紹介いたします。

 BR E 71は元プロイセン王国邦有鉄道 K. P. St. E. のEG 511-537です。

<BR E 71 主要諸元>

 バッファ間距離:11.6m、運転重量:64.9t、軸配置:B' B'、軸重:16.2t、連続出力:590kW、動輪径:1,350mm、最高速度:50km/h、後に65km/h

 1914年から1922年までの間に、AEGで断続的に27輌が作られました。

 最初、中部ドイツのマクデブルクやハレで使用されましたが、その後、シュレージエンや南部ドイツのバーゼルでも使用されました。

 しかし電気機関車の進歩は著しく、E 75や E 77(共に1BB1、1,600kW)の登場により取って代わられていきました。

 バーデンで使用された機種は、最高速度が65km/hに高められましたが、早くも1932年には4輌が廃車されています。

 その後も廃車が続き、第二次世界大戦後にはドイツに7輌、オーストリアに2輌残るだけでした。(他にソ連から1輌返還された)

 戦後、DBではWiesen-およびWehratalbahnで使用されましたが、やはり最高速度65km/hが足枷となり、1957年にE 32と交代し、最後の1台、E 71 28は1958年8月4日に引退しました。

 現在でも、E 71 19、28、30(ソ連から返還された機種)が保存されています。

 以上、Wikipedia 独語版 Preußische EG 511 bis EG 537 より引用、参照いたしました。

 それで、Modellbau-Wiki によりますと、HOでは今までMetropolitanのブラスとROCOのプラ製品しか発売されたことはありません。

 ROCOのBR E 71は、1981年に初回発売され、その後何度か再生産されました。

 約40年前の製品とは思えないほどの出来ですね。

 変わったところでは、1988年に発売されたDB 40周年セットが挙げられます。

 こちらはE 71とBonnerbuchsen 4両、そして記念本のセットで、終戦直後を再現するために、機関車はライトブルーに塗られていました。

 このセットは持っていませんが、記念本だけは持っています。

 DB40年の歴史とともに、E 71に関する記載もあります。

 話を戻しまして、私が入手した14号機はROCOのE 71としては新しいもので、1993-1997年に製造さました。

 そのためか、初期のものに比べますと塗装の質が良くなりました。

 大昔のROCO製品は総じて塗装の質が低くく、中でも緑は特に悪かったのですが、こちらは全く違いますね。

 また車輪が黒染めになりました。

 本機のようなロッド付きの機種には効果が抜群と思います。

 分解したことはないですが、走りが軽くなりましたので、モーターもあまり評判の良くない85009から改善されている可能性もあります。 

 ただし、車体や部品類は基本的に1981年のままのように感じます。

 1981年初回発売の製品だけに、ややごついところはありますが、結構、精密感はあります。

 動輪はプラです。

 初期に比べると色の感じも質感も良くなっていると思います。

 レタリングも改善されました。

 パンタは変わらないように見えます。

 E 70のようなデッキはありません。

 それにしても前から見たスタイルは、蒸気機関車のように視界が狭いですね。

 なお、ROCOのE 71は、29号機が1998-2000年に作られて以降、再生産されていないので、珍しいかもしれませんね。 

 貨物機ですが、実際には客貨両用に使われたようで、いわゆるDonnerbuchsenや多扉三軸車、G-10などが似合う気がします。

 長年欲しかった形式ですが、ようやく手に入れることができました。

2019/8/19 入線


2012/9/28 記
2019/12/4 再録
2020/10/20 写真全面更新、文章追記の上、Blogger用に再構成


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