鉄道模型 いやー、いろいろありました KATO新氷河急行
8月末に発売になりましたが……、実にいろいろありました。
KATOのRhBの氷河急行の新バージョン、どうしようか迷ってました。
と言いますのも、このところ私、HOmに注力しており、場所とお金が決定的に不足する中、2正面作戦はいずれ破綻をきたすことがミエミエだからです。
反面、KATOのRhBものは、案外数が少ないようであり、買い逃すと手に入らないこともまた事実です。
迷いましたが、発売前に予約いたしました。
それで発売日に通販で入手しました。
<10-2026 アルプスの氷河特急 基本セット(3両)>
Ge 4/4 III 647 Grüsch
APs 1321 エクセレントクラス パノラマ客車
Bp 2537 2等パノラマ客車
<10-2027 アルプスの氷河特急 増結セット(4両)>
Api 1315 1等パノラマ客車
Api 1310 1等パノラマ客車
Bp 2537 2等パノラマ客車
<3101-7 アルプスの機関車Ge4/4-III 643>
Ge 4/4 III 643 Vals
しかし……残念ながら、届いた商品にはいくつか問題がありました。
まず目立つところでは、基本セットの機関車Ge4/4IIIのパンタシューが脱落していました。
また、発泡スチロールが割れていました。
明らかに外的要因と思われましたが、梱包には問題ないように見えましたので、販売店からの輸送時ではないように思われます。
KATOは色々ありますが、こういうのは初めてです。
パンタは再取り付けできました。
更に調べますと、今回の目玉車両であるエクセレントクラスの屋根肩部にひっかき傷がありました。
今回の購入は量販店なので、自分でKATOお客様サービスへ連絡し、対応してもらうことにしました。
KATO 製品といえども初期不良は何度もあり、今までよく連絡しています。
今回も心地よく対応してくれ、着払いで送付することになりました。
そしてあっという間に対応してくれ、すぐに届きました。
検品すると今度は大丈夫でした。
ところで写真の通り、KATO新氷河急行はなぜかアーノルト装備です。
しかし今回購入した3103-8 Ge 4/4 III 643 Vals 等、他はショートカプラーになっています。
これは運用上不便なので、手持ちのショートカプラーへ交換することにしました。
ところが、機関車のカプラーを交換しようとしたところ、スカートが外れません。
こういうのは無理すると破損するので、車体を外そうとしたのですが、外れません。
ジャンパ線が引っかかっていましたので、外しましたが、やっぱりだめ。
そうこうしているうちに、大変なことに気づきました。
なんと前面窓ガラスか片方無いのです!!
これには焦りました。
いくらなんでも窓ガラスが外れるなんて!
見ての通り、反対側はあります。
それにあんな大きい部品が外れたら、いくらとろくさい私でもわかります。
ちょうど部屋の模様替えの最中でしたので、狭い部屋の大捜索を行いました。
しかし延べ24時間以上、くまなく探しましたが、窓ガラスを見つけることはできませんでした。
ただしうっすらとした記憶ですが、届いたときにはあったような気がします。
でも……、あんな狭い部屋を探し回っても全く見つからないのです。
捜索は今まで経験したことがないくらい徹底的に行いました。
現にこのときの捜索で、左右非対称の解放テコを見つけることができたくらいです。
これなんだかわかりませんでしたが、種々調べたところ、KATOのED73から外れたことがわかりました。
もう腹がたって仕方ありませんでした。
どうにも見つからないので、ボディAssyを買おうかと思いましたが、KATOのHPで調べたところ修理の方が安くなりそうなので、恥を押してまた電話してみました。
サービスの方も前面窓ガラスが外れるなんて聞いたことがないとのお話しでした。
私自身もKATO 製品とはもう50年以上の付き合いですが、こんなことはただの一度もありません。
しかし修理は可能とのことで、お願いすることにしました。
その際、私では安全に外せなかったスカートも外してもらうように依頼しました。
修理は1~2ヶ月掛かるので、気長に構えていました。
ところがなんと程なくして修理品が届いたのです!
それだけでもすごいんですが、なんと無償で対応してくださいました。
このようにしっかりと修理されておりました。
前回の初期不良はともかく、今回ははっきりと記憶にはないものの、窓ガラスはあったような気がします。
ですので当方も修理対応でお願いしました。
信じられないような対応に感謝しきりです。
本当にありがとうございました。
スカートも外していただきました。
入手から約2週間でようやく揃いました!!
それにしてもカプラー交換は大変でした。
結局、すべての原因となった機関車のカプラー交換は自分ではできませんでした。
また客車にしても、幌がとてもきついのがあり、取り外す際にアーノルト用の幌2個の下部の爪が割れてしまいました。
前はこんなことはありませんでしたが。
上記の通り、KATOの他のRhB製品は、ショートカプラーが標準になっています。
しかし、氷河急行だけはアーノルトになっています。
当初の目論見とは異なり、KATO のRhB製品はどちらかと言えばマニア対象であることが予想されます。
そう言う意味でも是非ショートカプラー標準でアーノルト互換にして欲しいと思います。
KATO にも意見を伝えておきました。
11月のクロコディルも楽しみですね。
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